説明
東洋と西洋の中間的なタッチで、蓮が描かれています。やや写実的でありながら余白が上品に生かされています。
中国南宋の詩人楊万里の詩の一節が書かれています。
「映日荷花別様紅」(陽光に映える紅蓮の花の気高さと美を讃える名句だそうです) 白地が少しマット(艶消し)になっており、現代的な柔らかさを感じさせてくれます。
蓋の部分が浮き彫りになっており、また、持ち手は瑠璃がモチーフになっているなど、非常に手がかかっております。
中に茶漉しが付いており、お茶が出終わった後は、裏返した蓋の上に茶漉しを置けば、急須(茶壺)要らずで本格的なお茶をいただくことができるという優れものです。
急須の無いオフィスや一人暮らしの方の毎日に彩りを加えてくれそうです。