説明
台湾茶器(青磁)は、茶器に必要な道具が全て揃った一式です。
家族の団欒、夫婦で過ごす一時のティータイム、恋人同士で語りながら過ごすお茶は、気持ちにゆとりを与えてくださります。
茶器本来の役割をご存知でしょうか?
茶器を使われる習慣、風習はさまざまですが、そのひとつは、「お茶葉の香りと味は、回数によって薄くなっていくんですけど、茶器を使うことで、お茶を飲む回数を重ねることから、友情とご縁はともに濃くなる」と言われています。
人と人とのコミュニケーションの道具として愛用されてきました。
■青磁について
中国伝統の高級青磁茶器です。
なんと紀元前に既にある程度できていた中国の青磁技術がですが、それが最高潮に到達したのは、宋時代と言われています。
時の皇帝が「雨過天晴(うかてんせい)」雨上がりの澄んだ空の青さを青磁で表現させたとされる逸話も中国らしい気宇壮大なもの。
青磁は、高温で鉄を還元させるという極めて高度な技術を要し、厚掛けが必要な上に歩留まりが悪い(失敗が多い)という意味でもコストがかかり、歴史的にも、高級品の器として知られています。
やがて中国から技術が伝わった朝鮮や日本でも製造されるようになり、今日に至るまで各国で往時の色調に到達せんと研究が続いています。
本青磁茶器セットは、その色だけではなく全盛時代の文様がモチーフとされております。
その上品さがあなたのティータイムを満足感に満たしてくれるでしょう。